ルネサンス料理に欠かせない調味料
もうあと少しに迫ってまいりました!
のんとろっぽ日曜俱楽部「フランス料理になったイタリア料理」。
今度の日曜日25日19時からです!
当時の料理に頻繁に登場する調味料、
agresto(アグレスト)。
アグレストは日本語の本だと単純にワインビネガー的な書かれ方をしているものも多いですが
実際には(ワイン用の)未成熟のブドウを絞ったものです。
(現在イタリアでも使われることの多い、モストと呼ばれるものは
発酵させているけれどアルコール度数1%未満のもの、
つまり糖がアルコールになりきっていないものです。)
多少地域により違いがありますが
数日屋外にほかして酸化させたもの、
また少し煮詰めたもの(おそらく長持ちさせるため)もあったようです。
もともと食べるようのブドウではなく
ワイン用のブドウなのでそもそも酸っぱいものです。
今と違って栽培技術もワインの醸造技術も
保存技術もまだまだだったこの時代。
おそらく摘果したものなどをつかっていたのではないでしょうか。
・・・というわけで
どうしてもそれを使いたい!!
っていうかそういうレシピ多いし!!
何とか探して買いましたよ。
(最初作れないかと思って青いブドウとか探したけど
当然買えず、しかも日本のブドウ、食べる用であまいし・・・涙)
フランス産ですが同じ未成熟のブドウを絞ったVerjusヴェルジュ‼!
(イタリア産、しかもできればサンジョベーゼとかのがほしかったけど手に入らず涙)
こちら!
結構高かった・・・涙
そして味見しました!
香りはワインのように華やかで果実味の甘い香り!
でも酢っパ!!
これだよ、これ!
こういうのを求めてたんだよ!
澱も結構あります。
もちろんこれを使って日曜日は料理しますので
楽しみにしていまね!!
あと一組、ご予約お待ちしております
詳しくはこちら→「フランス料理になったイタリア料理」
ちなみに枇杷、ようやく砂糖が染みてきました。
水分多いから結構大変。。。。
何日か前
今日
長い戦いだ・・・・・。