子供ビール
どうでもいい話をひとつ。
のんとろっぽは仕込み時間にいつもお茶を飲みます。
のんびり座ってお茶できない日もありますが
基本的に煎茶、紅茶、蓮茶・・・なにかお茶は飲みます。
今日は麦茶だったんですけど(ちゃんとやかんで淹れてますよ~)
ふと思ったら麦茶って謎の飲み物だな、と。
(もちろん夏の風物詩的な懐かしさはありますが)
他のお茶類、いわゆる茶葉を淹れるって
香りにしろ、味わいにしろ、もっと嗜好品の要素がつよい。
つまりワインやコーヒーと同じ魅惑的な飲み物の一つに数えられるかと。
でも麦茶ってカフェインもないし、味も割とニュートラル。
それ以外のニュートラルな、ミネラルウォーターやガス水飲むときとも
なんだかちょっと違う感じ。
不思議な感じがします。
じゃあ、麦茶ってなんなの?って思って調べたました!
「日本に大麦が入ってきた紀元前2~3世紀。
大麦は、古くから人の食料として用いられていますが、
生穀粒のままでは食べられないため、麦を炒って水に浸けて食べていました。
また、ごく自然に炒り麦のつけ水を飲んでいました。したがって、炒り麦を湯で煮だして飲む風習は、原始農耕の始まった頃からあったと考えられます。」
!! これってーーーーーーー!!
ある意味ビールと一緒じゃない!!
ビールの歴史はものすごく古く諸説ありますが
(メソポタミアでも飲まれていたとか)
大麦を茹でて食べていた頃、オートミール的なものですね、
ポリジとかとも呼ばれたりしていたものが主食でした。
今のミネストローネの原型にもなっているとも言われています。
これをですね、外にほったらかしていたら発酵してビールになった、という説もあるのです!!
子供の頃、大人(主に父ちゃんのイメージ)は子供が飲めない夏の風物詩、ビールをがぶ飲みして
おいしそうにしているのがなんとなくちょっとだけ羨ましかった。。。
真似っこして子供びーる~♪とか言って麦茶を泡立てて飲んだりしたっけ。
(ちなみに普通の麦茶よりはかなりおいしくないのでやめたほうがいいです。)
原始的な食事に近い飲み物だったんだな~
だから嗜好品ぽく感じないのかも。
子供ビールはある意味大人ビールにかなり近い飲み物だったんだな、と
懐かしさと歴史ロマンをちょっぴり感じた吉川さんでした。
もう子供ビールは飲まないけど
今日も仕事終わったら大人ビール飲みます(笑)