築地移転都市伝説
今朝は今年一番の冷え込みだったようですね。
朝5時ごろの千歳烏山駅はもこもこのフリースと
ヒートテックでは足りないくらい寒かったです。
手袋も今年初!
築地でも夜明けは10度切ったところもあるらしく
薄手のダウン着込んでいる方もいらっしゃいました。
冬に近づいてくると朝早い時間の空は
非常に澄んでて美しいですが
築地の海風は寒いですね~。
築地移転について中卸さんたちは振り回されています。
反対派だった方たちも従業員を抱えているのですから引越し準備のために
新しい冷蔵庫かったり、なんなりとずいぶん皆さんお金使ったのに
結局引越しの見通し立たず・・・・・。
風評被害でむしろもう引っ越せないよと心配する方も。
いつまでも築地で若いお嬢さん扱いしていただいている私としては
(実年齢ではなくて、私より若い飲食店の買い物客がほぼほぼ居ないからなんですが)
引越しに対していぶかしがってらっしゃる旦那衆になかなか聞きづらい所もありまして、
いろいろな都市伝説が本当だったという話はあとでビックリしました。
東北大震災後、すぐビックサイトのほうへ私自身でかける用事がありまして
ゆりかもめに乗っていったところ市場前駅、今の豊洲市場のある場所ですね、
大量の水が出ているのを見ました。
葛西や臨海のほうでも水が出たり地盤沈下で噂になったときでしたから、
そんな話を築地でもしました。
やはり江戸っ子だからなのか(火事とけんかに目がない的な(笑))、
もうすぐ見に行かれた方もいて
「コレじゃ引っ越せないじゃないか!」なんておっしゃってたんです。
次の週かなにか私もまたもう一度ゆりかもめに乗る機会がありまして
そのときもあの水どうなったんだろうと電車から見ていたら
広大な土地にたった数日でブルーシートが前面に張られていたのには驚きました。
(お役所仕事ってのんびりのイメージがあったのでこんなに速く動けるんだ・・と正直ビックリしました。)
他にもいくつかの都市伝説化していた話も・・・・。
不安がある方はここへ相談へ来てください、とのことでしたが
この部分はどうなっているんですか?と聞くと
「確認してご連絡します。」ばかりで埒が明かない。
連絡がないんですけど、というと
「確認します。」
う~ん。。。。
都市伝説でよかったのに・・・。
それから豊洲に引っ越したくない人のために都がつくった新しい建物。
場外と場内の間に建てられた新しい魚河岸です。
ここへ入るためには1円単位での収支予定を報告しなければなりません。
相場ものの魚と野菜。
毎日値段と内容が変わるのですから家族経営で成り立っているちいさなお店は
普段からとても忙しく当然その準備などできないとおっしゃっていました。
結局飲食店などいくつかのお店が入って
10月15日くらいから営業開始予定でしたが
そもそもの引越しが延期になったことで
この2棟の建物も営業開始延期になりました。
11月中ごろから営業することになりました。
(もうすでに営業始まってるはずでしたから工事はとうに終わってるんですがね、工事中でKeep Outです)
個人的には今の築地に愛着もありますし、引っ越さないですむと嬉しいんですがね、
東京の、日本の台所です。
もちろん身体に悪いガス類も、水もダメですが
さらに風評被害を受けるのは中卸やレストランだけでなく
築地に荷をおくる日本全国の農家さん、猟師さんたちデス。
なんとかきちんとしていただきたいですね。