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熊本産ノルマン馬のタルタルと
ヴァルポリチェッラ
ワインから受ける
インスピレーション
ワインには複雑な香り、旨みがあります。
それはまるで一つのちいさな物語や音楽、
そしてその要素は食材の宝庫です。
輝く水色、エキスの濃さや余韻、
何もかもが食事をイメージさせます。
今まで「熊本産馬のタルタル」にはトリュフ、そして
ヘーゼルナッツを合わせたピエモンテ州の料理をお出しし、
ワインも同じピエモンテ州のワインを合わせて
堂々とした組み合わせを楽しんでいただきました。
馬の赤身特有のフレッシュな果実味に
ヴァルポリチェッラの森の果実。
あたらしい組み合わせをお楽しみください。
馬のタルタル
ビーツとグリオット、ヴィンコット
Prà Valpolicella Morandina
プラ ヴァルポリチェッラ
モランディーナ
ヴァルポリチェッラって普通はビターでスパイス。
だけれどこのモランディーナはまずビーツ、梨、それから赤い果実。
やわらかい甘さを香りに感じるけど口に含むと
のびやかな果実のエキス、ぬれ落ち葉、青いピーマン、ごぼう。
静かなモランディーナの丘を想像させる。
馬の赤身のしなやかさに大地の香りのビーツ。
ワインになる前のブドウを煮詰めたヴィンコットのソース。
黒いサクランボの一種グリオットの酸味と香りが
味を〆て華やかさをプラスします。
料理とワイン、二つの寄り添うハーモニーをぜひ。
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